眩しすぎて見えない 「イチゴーイチハチ!」3巻 感想
11月30日発売・生徒会青春ストーリー「1518!-イチゴーイチハチ!」の第3巻。
生徒会にとっての一大イベント、生徒総会編。
あいかわらずみんな青春真っ只中で、眩しすぎる。
前を向いた烏谷
ヒジの故障で野球の道を断たれ、ずっと暗かった烏谷がついに新しい夢を見つける。
松武生として、学校生活を楽しむこと。
第1巻の頃とくらべると、もうまっったく表情がちがう。前向きで積極的で、輝いてる。
高校生の前へ進むパワーってすげえな。なんか生きてるのが恥ずかしくなってきた。
三春先輩は女神
生徒総会の準備に関連して、生徒会の2年生コンビ、東先輩と三春先輩のエピソードが描かれる。
三春先輩がいろんな意味で女神だった。
丸ちゃんが言うところの「理想の女性」、完璧超人じみた三春先輩の見せる高校生らしい表情にドキドキする。大人びて見えるけど、生徒会に入るのは先輩にとっても冒険だったんだなあ。
2年生2人のキャラクターも見えてきて、改めて楽しそうな生徒会だなあと感じる。こんな先輩にからかわれたい人生だった。
ザキさんと会長は少し影の薄い巻だったかな。
この2人が生徒会に入った経緯なんかも今後語られるんだろうか。
フォローしあう2人
今巻は一年生2人の新婚夫婦感がより一層増しててニヤニヤさせられた。
烏谷がいっぱいいっぱいの時は丸ちゃんが支えるし、丸ちゃんが緊張してたら烏谷がリラックスさせる。いい関係だなあ。
付き合っちゃえよ!と思うときもあるけど、今はこれでいいのかもしれない。
モンシロチョウのくだり超ほっこりする。
「2人の間だけで通じる話」って何故こんなに尊いんだろうか。
会長は置いてけぼりでちょっと可哀想だけども。
丸ちゃんの涙の理由は
生徒総会でのトラブルで、丸ちゃんがうっすら涙をうかべるシーン。
はたして無事生徒総会を乗り切ることができるのか。
ラストは涙で見えなくなってしまった。
良かったなあ烏谷…。
生徒会に入ってよかったなあ。高校生活楽しんでるって伝わってよかったなあ。
まとめ
魂が浄化されるぐらい良かった。こんな青春したかったぞくそー。
右肩上がりにどんどんおもしろくなってる。おそろしいマンガである。
次巻も楽しみ。